スキルアップするためにオススメな方法15選

2022-12-08 16:54:00

理由はどうであれ、もしもあなたがスキルアップをしたいと思った時。
計画を立てることもなく、何を調べるでもなく、いきなりスキルアップを目指して行動することは出来ますか?恐らく、難しいと思います。
何故なら、スキルアップをしたいという気持ちはあっても、何からどう始めれば良いのかが分からないということが多いからです。
これは何もあなただけでなく、ほとんどの人が思っていることです。
しかし、やる気だけを持って立ち往生しているのは時間の無駄というものです。
そのためここからは、スキルアップをするためにおすすめの方法を15個具体的にご紹介していきます。
「これなら出来る!」と該当するものがあれば、ぜひ参考にしてみて下さい。

◆ビジネスマナーをおさらい
ビジネスマナーは、社会人になる直前や、なった直後に学ぶものです。
会社での挨拶やお辞儀の仕方から、名刺の渡し方、上司や取引先会社に対する話し方など、基本的なものから重要な場面におけるものまでさまざまなビジネスマナーがあります。
習いたての頃にきちんと覚えておくことで、しっかりとしたビジネスマナーを身につけることが出来ますが、やはり時間が経てば普段使わないものはだんだんと忘れていくものです。
そして、忘れた頃に使う機会が訪れて、あやふやな使い方をしてしまい、相手に不快な思いをさせてしまう、なんて失敗をした経験がある人もいるのではないでしょうか。
また、日頃から使うビジネスマナーであっても、長年使っていく内に無意識に自分流のやり方になってしまっていることもあります。
相手が不快にならなければそれでも良いかもしれませんが、いざ後輩に教える機会が出来た時に正しい教え方が出来なければ情けない先輩と思われてしまいかねません。
ビジネスマナーは基本的なことであるがゆえに、出来て当たり前と思われやすく、一方で忘れてしまいやすいものでもあります。
スキルアップを目指したいと思った時には、新しいものに手をつけるよりも先に、まずはビジネスマナーのおさらいから始めるようにしましょう。
正しいビジネスマナーを勉強し直した後で新しいことを学べば、より正しく知識や技術を吸収することが出来ます。

◆伝え方や話し方を研究
人とのコミュニケーションを取る際に、相手の話をよく聞いて理解することも大切ですが、自分が相手に伝えたいと思うことを明確に伝えることも重要です。
時々、相手と話をしていて「何を言いたいのか分からない」ことってありますよね。
その原因の一つにはこちらの理解力が足りないということもあるかもしれませんが、相手の話し方や伝え方が下手な場合もあります。
会社においては、人に物事を伝える際には「起承転結を分かりやすく伝える」「なるべく短い言葉で分かりやすく話すこと」が重要視されています。
例えば会社を休む旨を伝える際には、「今朝から体調不良のため、申し訳ありませんがお休みを頂きたいです。」と一言だけで伝えるのがスマートです。
ですが、罪悪感がある場合や自分を悪く思われたくないという気持ちが強い場合には、体調不良に至った経緯や今の体調について長々と無駄に言い訳がましく伝えようとしてしまうことがあります。
しかし、相手にとって重要なのは「体調不良で休む」ということのみですので、それ以外の補足は不要なものでしかありません。
そのため、どんなにこちらが詳細まで伝えたいと思っていても、相手がそれを求めない限りは余計な補足は禁物です。
この「短い言葉で分かりやすく相手に伝えること」が出来ていない人は案外多いです。
それは、話す内容をよく考えた上で口にするのではなく、思い付いたものからぽんぽんとやたらに口に出すことが原因と考えられます。
もしあなたが仕事上の会話のスキルアップをしたいと思ったら、自分の意見の伝え方や話し方を研究してみてはどうでしょうか。

◆セルフマネジメントを強化
セルフマネジメントとは、「自己管理」や「自律」を意味する言葉です。
日々の体調管理や、仕事を進める上で自分自身を適切に抑制し、管理するという意味で使われることが多いです。
子どもや学生の内は、適当な生活をしていても大して問題はなかったかもしれませんが、社会人ともなるとちょっとやそっとの体調不良では仕事を休むことは出来ませんよね。
そもそも、体調不良が理由で会社を休むということ自体、嫌煙されやすい傾向にあります。
社会人になってからは、例えどんな理由であっても体調不良になることは自己管理が出来ていないと判断されてしまいます。
そのため、日々の体調管理は大切なのです。
また、仕事をする上で、好きな仕事や嫌いな仕事を自分の感情で選ぶことは出来ません。
嫌いな相手であってもニコニコと笑顔で接客をしなければなりませんし、自分の欲を優先させて仕事を進めることは許されません。
そういった自分の感情を上手に抑制し、仕事を行っていくこともセルフマネジメントの一つです。
スキルアップを行う上で、セルフマネジメントの強化は必須とも言えるでしょう。

◆資格取得
資格を取得することで、自然とスキルアップを目指すことが出来ます。
資格といってもさまざまな種類がありますが、出来るだけ今の自分の仕事と関わりのある資格を選ぶようにしましょう。
または、これから自分がやりたい、なりたいと考えている職種や仕事内容に向けた資格の取得を目指すのも良いでしょう。
事務の仕事であればパソコン関係の資格や秘書技能検定、文書処理能力検定など、また営業の仕事であれば営業士検定や販売士の資格、またはファイナンシャルプランナーなどの資格も取っておくと有利でしょう。
資格を取るには費用がかかる上に勉強の毎日ですが、一度取ってしまえば無資格の人よりも会社で優遇されやすく、また実際に自分のスキルアップを実感することが出来ることでしょう。

◆転職
今の仕事が元々やりたい仕事ではなかった場合は、どうしても仕事に対するモチベーションが低くなってしまったり、そこで上を目指していこうという気持ちにはなれなかったりします。
仕事に対してやりがいを感じることが出来ないと、スキルアップを目指そうという気持ちも起こらず、またその仕事自体が長く続かないこともあります。
そこで、だらだらとやりがいもなく仕事を続けていくよりは、いっそのこと転職をしてスキルアップを目指すという方法があります。
もちろん転職はある種の冒険ですので、最初の一歩を踏み出すのには勇気が要ります。
しかし、そこで一歩踏み出した先を良くするのも悪くするのも自分自身ですので、どうせならば良い方向へと持って行けるように、気合いを入れて転職を目指してみてはいかがでしょうか。
転職先は自分のモチベーションが保てるように、少しでも自分が好きな分野や、興味のある職種を選ぶようにしましょう。
人と接するのが好きな人は営業や接客関係の仕事がおすすめですし、あまり人と接する機会がない方がいいという人では、作業など裏方に徹する仕事が良いでしょう。
自分に合った転職先をぜひ探してみましょう。

◆達成イメージを具体的に持つ
プロのスポーツ選手や向上心の強い人では、常に自分が成功する、やりたいことを達成するというイメージを持って試合や仕事に臨んでいます。
例え実際には失敗したり、上手くいかなかったりしても、悪いイメージを持って臨んだ時よりは落ち込む要素を減らすことが出来ますし、次への反省も積極的に行うことが出来ます。
また、達成イメージを常に持っている人は実際に成功を呼び込みやすいため、良いイメージは結果的に自分のためになることが多いです。
一方で、日頃から失敗などの悪いイメージばかりを持っている人の場合、実際に悪い結果を呼び込みやすく、また失敗した際に「やっぱりだめだった」と自信の無さに拍車をかけてしまいます。
そうなると積極性や行動力がなくなってしまうので、スキルアップをいざ目指そうと思っても自分の中の負の固定観念が邪魔をして、上手くいかないことがあります。
そこで、スキルアップをしたいと思った時には、まずは普段から何かにつけて自分が成功したり、達成出来たりするイメージを持つ努力をしましょう。
例えば取引先との商談がある時には、自信が無くても無理にでも「自分なら出来る!」と思い込むように意識します。
最初は難しいかもしれませんが、毎日達成イメージを持ち続けることでそれが癖になり、いつしか自然と良いイメージを思い浮かべることが出来るようになります。

◆職場を徹底管理
職場の徹底管理もまた、スキルアップの方法の一つです。
自分の会社ではどのような人たちが働いているのか、仕事振りはどうなのか。
またどんな会社と取引を行っているのか、社内の雰囲気はどうか、果ては掃除が行き届いているかなど、日頃から細かくチェックするように努めます。
毎日そうして意識して見ていると、職場内の様子でささいな変化があっても気づくことが出来ますし、またそれまでは気付かなかったことに新たに気付けるようにもなります。
そして出来ていないところを自分が積極的に関わって改善させていくことで、自分だけでなく会社全体がスキルアップしていくことを目指せるようにもなります。
職場の徹底管理をしていると、自然と鋭い洞察力や判断力を磨くことが出来ます。
会社に貢献しながら個人的にもスキルアップが出来るので、おすすめの方法です。

◆時間でなく行動で制限する
時々、「時間で区切って行動する」という考え方を耳にすることがあると思います。
時間で区切ることによって、確かに行動にはメリハリがつくかもしれません。
しかし、何もかも時間で区切ってしまうと、何をしている最中にも時計ばかりが気になって、いまいち集中出来なくなってしまいます。
また、タイムリミットが近づくにつれて気持ちが焦ってしまい、余計にミスが増えてしまう恐れもあります。
時間を決めて行動することはもちろん大切ですが、それ以上に行動で制限した方がタイムリミットに焦ることもなく、しっかりと集中して仕事に取り組めるようになります。

◆優先順位を決める
何をするにも、優先順位を決めて行動することで効率よくスキルアップを目指すことが出来ます。
誰しも、一日の内でいくつもやることがありますよね。
それをどのようにして振り分けるかはその人によりますが、出来るだけ無駄な時間は失くしたいと思うものです。
やることリストを作ることも必要ですが、リストを作ったら次はそこに優先順位を付けていきましょう。
何から手をつけて、最後は何で終わらせるかを順番に決めていくことで、仕事の合間の行動も決まってきます。
もし優先順位をつけづらいという人は、やることをまずはメモに書き出し、それから自分で優先順位を決めていきましょう。
繰り返し行う内に、自然と頭の中だけで仕事の優先順位を付けられるようになります。

◆しないことを見極める
優先順位を決めることは、仕事を効率的に行う上で重要なことです。
しかし、そのほかにも自分がやらなくてもいいことや、しなくてもいいことを見極めることも出来ます。
いくつもやることを挙げていくと、時には決められた時間内では出来ないことも出てきます。
そうなると、本当にそれは今日やらなくてはならないことなのかを自然と見極める必要性が出てきます。
もしどうしてもやらなければならないことであるなら、他の優先順位の低いものを削れば良いでしょう。
そうでないのなら、「これは明日に回す」と自分で見極めて必要な行動だけをとるように心がけましょう。

◆部下から学ぶ
上司の立場になると、つい部下の存在を見下してしまうことがあります。
「自分の方が立場は偉いのだから」という考えが少しでも頭にあると、部下の意見を頭ごなしに否定したり、部下の優れた能力を素直に認めることが難しくなってしまいます。
しかし、それをやってしまうといつまで経ってもスキルアップや成長は臨めませんので、日頃から部下の行動や考えから学ぶように努めましょう。
自分の方が偉いと思ってしまったら、「その分部下の方が柔軟性はある」と思い直す努力をしましょう。

◆明確な期限を決める
時間で区切ること、行動で区切ることに加えて、明確な期限を決めることもスキルアップを目指す上では重要です。
そもそもあなたは、自分がいつまでにスキルアップをしたいと考えていますか?パッと思い付かなかった人は、今からでも明確な期限を決めましょう。
期限を決めなければ、いつまで経っても「その内やる」という状態がズルズルと続いてしまいます。
そうなるとその状態で数年経過することなどあっという間ですので、気付いた時に自分で「いつまでにスキルアップする!〇〇が出来るようになる!」などと明確な期限を決めてそれに向けて懸命に励みましょう。
◆行動を見つめ直す
日々をがむしゃらに生きることは悪いことではありません。
しかし、時には立ち止まって振り返り、自分の行動を見つめ直す時間を作るようにしましょう。
過去に何か行動を起こしているなら、「どうして行動に移そうと思ったのか」「行動に移してみて今の自分はどうなのだろうか」など、時には「一人反省会」を行います。
そうすることで、もし過去の行動で後悔している場合には今後は同じような行動を取らずに済みます。
また、過去の自分と今の自分とを比較して、自分が成長出来ているかどうかも確認することが出来ます。
現時点での自分の成長は感じられなくても、過去と現在とを改めて比較してみることで、少なからず成長した自分に気付けるかもしれません。

◆違う分野を学ぶ
自分の得意な分野を伸ばすことでスキルアップすることも出来ますが、それだといずれは限界が来てしまいます。
そもそも、好きな分野であれば成長は比較的容易いですし、充実感や達成感も頻繁に味わうことが出来ます。
しかしそこで満足してしまうとそれ以上の成長は臨めませんし、自分に自信を付けすぎてしまうことにもなりかねません。
そのため、スキルアップを目指す際には敢えて日頃自分が関わってこなかった、違う分野について学んでみましょう。
いざ違う分野に手をつけてみて、もしそれが上手くいかなければ、まだまだ自分には成長の余地があり、完成されていないのだと自覚出来ます。
また、違う分野を学ぶことで自分に出来る仕事の幅がどんどん広がっていきますので、時には自ら違う分野について学ぶようにしましょう。

◆違う人から学ぶ
いつも同じ人から学んでいると、ものの考え方が一辺倒になってしまい、柔軟性が失われてきてしまいます。
例え自分に教えを説いてくれている人がどれだけ優秀な人であったとしても、その人一人の考え方が世の中の全てというわけではありません。
偏ったものの考え方になってしまわないように、一定期間を置いてあらゆる人から多くのことを学ぶようにしましょう。
「〇〇さんがこう考えていることを、××さんはこう考えている」とさまざまな人によって意見が違うのだということを理解した上で、その人たちからまんべんなく学べるように努めていきましょう。

◆仕事環境を変える
仕事環境を変えることで、スキルアップが目指しやすくなります。
仕事環境を変える一番の方法は転職することですが、わざわざ転職しなくても今の職場の仕事環境を変えることは可能です。
例えばいつも同じ事務所の同じデスクで仕事をしているのであれば、たまには別の人のデスクで仕事をするなり、自由時間を使って公園や屋上で仕事をするなり、普段とは違う環境下で仕事をしてみましょう。
それだけで、普段とは違う気持ちで仕事に取り組むことが出来るようになります。
また、もし自分のデスクから動けないという場合には、デスクに写真立てやドライフラワーなど、ちょっとした飾りを置いてみて下さい。
普段目に入る景色がほんの少し違うだけでも、仕事環境に変化を感じることは出来ますよ。